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第2回 楽曲のデザインとオールディズの関係


 

 1回目のテーマは、広告の中で使われている音楽( B G M )について、デザインする 事との関係を語りました。それは音楽も ” 音 ” をデザインして曲になり、 ”ことば ” を 作詞(デザインする)し、曲と詞に編曲(さらにデザインされ)が組み立てられ楽曲が 誕生する。すなわち 「完成されたデザイン」制作作品として世に出ることになる。

 

 音楽は、映像「映画やテレビ」との結びつきが強い。もちろんラジオは ”音”その ものが媒体であるため非常に大切なテーマとなる。今回も、デザインの基本に隠れた オールデイズの豆知識として、雨音や風の音、波の音やエンジン音など効果音による 当時の流行を探り、オールデイズの楽曲デザインとの関係を紹介。

 

★効果音で有名な、誰もが知ってる名曲。当時、日本でも大ヒットした。

代表曲/悲しき雨音 RHYTHM OF THERAIN ※1963年、全米第3位 悲しき北風 THE LAST LEAF 
アーティスト/カスケーズ( THE CASCADES ) 

 

※背景には、1973 年の映画「アメリカン・グラフィティ」ジョージ・ルーカス監督・ 作品の記録的ヒット作の影響が。また、サーフィンミュージックのビーチボーイズ や ジャン & ディーンなどの曲がヒット。海や自動車レース音などの効果音を組み 込んだ曲もヒットしてブームになっていた。

 

M.Miaki